既存設備のバックアップ用として手動の加工機を探していた
バックアップ用機器として手頃な価格だった。手動機ではあったが、使い方が容易で刃物交換時の位置合わせの手間を省き、技術レベルに依ることなく、安定した作業につながることが出来た。作業者毎の品質の差異を小さく抑えることが可能だったので、ソノテックの超音波カッターを採用した。
製品導入前の課題
故障した際の簡易的なバックアップ機がなかった
- 量産用の設備は1台しかなく修理やメンテナンスの際には生産ができなくなっていた
- 設備自体が高額でかつ稼働状況を考えると複数台の導入は困難だった
作業者毎に品質に差異が生じていた
- 作業者毎に刃物交換時の取付や位置合わせが異なるため、品質面に差異が生じていた
ソノテック製超音波カッターによる解決ポイント
量産機の故障時にも対応が可能となった
作業者毎の品質の差異が小さくなった。量産機の故障時にも対応することができ、小ロット品は量産機よりも手動超音波穴抜き加工機の方が短時間で加工できた。現在はバックアップ用途だけではなく、通常の製品の加工機としても使用しており、新しい品物でも先端工具を製作するだけなので安価で済ませることが出来ている。